GUEVNNA (ゲヴンナ) HEART OF EVIL 1stアルバム
東京を拠点にしながら国内、海外を問わず精力的な活動を続けるGUEVNNAの1stアルバム『Heart Of Evil』が3LAからリリース!
GUEVNNAは2011年にRyo(Vo)、Raizo(Gt)、Komi(Ba)を中心に結成。フランスのAguirre、イタリアのBlack Temple Belowとのスプリットをリリースした後、メンバーチェンジを経てGO(Gt), Temi(Dr)が加入し2015年『Conspiracies』(EP)を発表。ここから彼らのサウンドは大きく変貌を遂げていく。これまでのスラッジ/ドゥーム的な要素をうっすら残したまま、よりアッパーでダンサブルかつヘヴィというサウンドを提示し反響を呼んだ。
音楽性以外にも国内だけでなく海外への積極的なツアーや、イベント、フライヤー作成に至るまで既存の慣習に囚われない様々な試みも徐々にその影響が広がり始めており、そのオルタナティブな精神に基づいた活動が注目されている。3LAとして重要だと感じている「新しい領域を開拓していこう」というバンドの精神性と共鳴する部分があり、今回共に新たな高みに進んで行くべくレーベルとしてパートナーシップを結びました。
リリースされる1stアルバム『Heart Of Evil』は前作EP『Conspiracies』から続く同じコンセプト/ストーリーで繋がっており、そのテーマについては聴く者それぞれの解釈に委ねられるところではあるが、これまでリリースされた作品の中でも思考の最深部に到達していると断言できる。一部では「アーバンストーナー」とも呼称される彼らのサウンドは、確かに都会的な洗練を経た新しいストーナーロックの形かもしれない。だがこの『Heart Of Evil』を聴けば、彼らがもはやジャンルの暖簾を必要としないレベルに達していることは明白だ。多くのツアーを経て研ぎ澄まされた音楽的な洗練とオルタナティブな精神性が融合したサウンド、そして今回アートワークを担当する気鋭アーティストANUSTESによる楽曲ごとに制作されたビジュアルイメージがGUEVNNAの表現とケミストリーを起こす。止まることなく進化を続けるGUEVNNAの今は、この"今"にしか体感できない。ロック本来の普遍的なカッコよさが充満したこのアルバムは、今までヘヴィミュージックを聴かなかった人にも自信を持ってお薦めする一枚。